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「エロチャットに出会って」

スマホ

~~~前回の回想~~~

自称・絶倫男のチェリーボーイの青年に、ある日ED疑惑が持ち上がる。

まったく予想だにしなかった自体に慌てふためく青年であったが、いちおうEDではないとのこと。

 

しかしED予備軍ではあるらしく、なんとか現状を打破しようとするも、なかなか解決策はみつからない。

 

どうすればいいんだと途方に暮れていたときに突如現れたエロチャット。

藁にもすがる思いでそれに手を出した青年の選択は果たして吉とでるのか凶とでるのか。

 

とまらない性欲、錯綜する思い、うごめく政府の陰謀。乙女千人斬り。

複雑に絡み合う事象に翻弄される青年はいったいどうなるのか。。。

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部屋

2017年 4月某日

 

青年はその日、いつものようにエロチャットをやっていました。ジュニアはもちろん元気100倍パイパンマンです。

 

エロチャットに出会ってから、青年の生活はエロチャットを中心に回っていました。

 

エロチャットをやるために、居酒屋でのアルバイトを週3から週5に増やしたり、外食をやめて自炊するようになったり、衝動買いをやめるようになったり、遊びに行くことも控えるようになりました。

 

また、青年はエロチャットで女の子にモテたいがために、髪型や服装に気を使うようになり、肉体も鍛えるようになりました。

 

エロチャットを始めたことによって、青年の生活はみるみるよくなっていったのです。

ここまでは本当によかったんです。

 

ただ、青年は生粋のどスケベクソ野郎です。自称・絶倫男と名乗るぐらいで、その性欲の勢いはとどまることがありませんでした。

 

次第に自分の許容量を超えてまでエロチャットをするようになっていきました。

 

 

「どハマりするエロチャット、破綻」

少ないお金

でもそれも無理はありません。なにせエロチャットはあまりにもエロいサービスだからです。

 

これは青年にとってだけというわけではなく、おそらくこの世のすべての男性がエロチャットはめちゃくちゃエロいサービスだと思うでしょう。それぐらいエロチャットはエロかったのです。

 

エロチャットは画面越しではあるものの、リアルタイムで女の子の服を脱がしたり、女の子のおまんまを自分でいじいじするように命令したりできます。

 

それにエロチャットの女の子はみんな可愛く、そしてかなりスケベな子が多く、大胆に過激な行為をしてくれます。

 

そんなエロチャットに、どスケベクソ野郎の青年がハマらないわけがありません。

毎日ジュニアを握り、幸せに浸っていました。

 

 

しかし、そんな生活もそう長くは続きません。

 

気づいたら青年のクレジットカードの利用額はものすごい数値をたたき出していました。

今までのリボ払い対応も追いつかないぐらいの額です。

 

このままでは破綻するとおもった青年は週5のバイトを週7に増やしました。

毎日めまぐるしく働いているので、青年は少しづつストレスに蝕まれていきます。

 

毎日必死に働いているのにそのお金はすべて借金に吸い取られるというむなしさと、お金が無いせいでエロチャットが全然できないというイライラと、

 

そんなエロチャットのせいで今の状況を作り出してしまったという己の自己嫌悪と、他にもいろいろと負の感情が湧きおこり、

 

青年の中ではさまざまな思いが錯綜していました。

 

このままは本当に死んでしまうと悟った青年は、ある決意をしました。

 

「エロチャットと距離をとる」

男

「エロチャットから離れよう」と。

 

今のこの負のスパイラルから脱するべく、青年はエロチャットから距離をとることにしたのです。

 

最初は死ぬほどつらかった青年でしたが徐々に慣れてくると、一歩引いてエロチャットに接することができるようになっていました。

 

エロチャットのことを考えると、ところかまわずすっぽんぽんになって、スマホ片手にゴシゴシゴシとまるで汚れを落とすかの如くジュニアをこすり上げるような状態だったのが、

 

今ではエロチャットのことを考えても、まるで淡い初恋の記憶を思い出しているときのような心境で心穏やかに微笑むことができるようになっていました。

 

そうやって遠い目をしてエロチャットと自分について思いを巡らせていた青年でしたが、

 

朝イチのうんこをしている時に、ふとエロチャットについてある疑問が浮かび上がりました。

 

 

それは、エロチャットというサービスは巨大な何かによって動かされているのではないかということです。

まるで政府の陰謀のごとく、エロチャットの背後にうごめく何かを青年は感じ取ったのです。

 

 

自分はエロチャットにハマりすぎて破綻しそうになった。そうするとお金が必要になるからたくさん働くようになる。そうやって稼いだお金をまたエロチャットにつかう。また働く。お金がめまぐるしく社会を回る。。。

 

そうか!我々男はこのよくできた構造の歯車に取り込まれてしまっていたのか!

経済を循環させるために我々男の本能を利用した政府の陰謀だったのか!

 

青年はそう悟ったのです。

 

しかし、さすがに青年自信も引くぐらいの中二病的な妄想だったので、

冷静にはずかしくなって、その考えをたった今出たでっけぇうんこと一緒に流しました。

 

 

「エロチャットで女の子を口説きはじめる」

カップル

そんなこんなでなんとか借金も返し、普通の生活に戻れた青年はまたエロチャットに手を出しました。

今度はちゃんと節度をわきまえるように注意しているので大丈夫です。

 

 

そして青年は何の前触れもなく、エロチャットにいる女の子と出会おうと思うようになりました。

出会って居酒屋に連れて行って、酔わせてホテルに行って、ハッスルしようと思うようになりました。

 

それから青年はエロチャットで女の子を口説きはじめるようになります。

 

いつしか年月が経ったころ、青年はネットナンパ師として名を馳せていました。

その名も「乙女千人斬り」。泣く子もあえぐ伝説の存在となっていました。

 

なぜ彼がそう呼ばれるようになったのか。

 

その話はまた今度。